sdgs

私たちは、法律事務所としてSDGsを推進します

1 国連の掲げるSDGsと、 これからの社会のあり方

近代の経済活動や人口の爆発的増加により、地球レベルの環境汚染や社会的・経済的格差が深刻化し、このまま従来型の経済活動を継続していては人間社会が継続できないという危機感が広まっています。他方で、「将来のために」という掛け声の下に現在の世代に我慢と無理を強いるような運動は、社会において拡がりを持ちえません。 そこで、現在及び将来の世代の欲求を共に満たす開発(持続可能な開発)こそが現代において必要な開発であるという認識の下、国連は持続可能な開発のための複数の目標(行動指針、SDGs)を設定しました。 これは決して夢物語ではなく、実際に社会がこの方向に向かわないと人間社会が持続しないという切迫した認識を背景としているものですが、他方で、今後の社会がこの方向に進むことは間違いなく、ここには今後重視される価値観と社会のあり方が示されているとも言えます。すなわち、我々のような法律事務所や企業が社会において広く支持され発展するためには、(明確に意識すると無意識であるとを問わず)SDGsの価値観に沿っていることは必須であり、そこにビジネスチャンスも存在します。

2 Three Well-Beingと SDGsとの一致

我々は理念として「Three Well-Being」を掲げています。自分達だけ良ければいい、ではなく、社会全体にも目を向け、同時に「良く在る」という意味を含んだWell-Beingを用いた私たちの想いは、「持続可能な開発」の理念に合致するものであり、SDGsは我々自身の目標に他なりません。 そこで、我々は、SDGsの実現に向けた取り組みを進めています。詳しくは、下記リンクをご覧下さい。 <SDGsログへのリンク> <サガディーGsへのリンク>
総括

2030年「誰一人取り残さない社会」の実現のために弁護士事務所が寄与できるゴールを掲げ、邁進してきました。そこには平素の弁護士業務では出会えない様々な人との出会いや経験が溢れていました。「弁護士は事件を解決するもの」という固定観念や枠を取り外して自由になれば、私たちが有する解決力はより広い「社会の課題解決」にも寄与でき、そして私たち自身の解決力もより高めてくれると実感しました。 また、一人でできること、単発で行う事業のIMPACTは大きくなくても、ステークスホルダーとパートナーシップを組むこと、そして何より継続することでより大きなIMPACTを実現することができると実感しました。 人は、果てしなく長い道のりの先にあるゴールに対し、その距離と遠すぎて先が見えないことに歩むことを諦めてしまいがちです。でも、小さくても一歩ずつ、そして一時的に後退してもまた一歩ずつ歩んでいけば、必ずいつかはたどり着ける。そう信じてまだ見ぬ景色に胸を躍らせながら皆で歩むことができる、そんな事務所になれるよう今後も邁進してまいります。